むくみは冷え性からも起こるの?
むくみは、冷え性が原因で起こることもあります。
身体の冷えによって血行やリンパの流れが悪くなると、体内の水分や老廃物がうまく排出されずに、手足や顔などにむくみが起こりやすくなります。
身体の冷えによって血行やリンパの流れが悪くなる原因は、冷えにより血管が狭くなってしまうことがあります。狭くなった血管は、血液がスムーズに流れにくくなります。その結果、細胞中に水分がたまり、むくみが発生します。
リンパは血流と同様に体中を巡り、老廃物や余分な水分を排出する役割がありますが、冷え性で流れが悪くなると、むくみの原因になります。
また、冷えによって基礎代謝が下がると、水分や老廃物の処理がスムーズに進みません。その結果、むくみの症状を起こしてしまいます。
このように冷え性が原因で起こるむくみの対策としては、温かいお風呂に入ったり、カイロを使って温めるなどし、血行を良くすることがむくみの解消につなげることができます。
また、ウォーキングやストレッチなど体を動かすことで血流を促進し、むくみを改善させることもできますが、まずはリンパの流れを良くするために、むくみやすい箇所を優しくマッサージしてみましょう。
冷え性から来るむくみは、温めるケアを中心に行うことで改善しやすく、日常的に体を冷やさないための工夫が大切です。